5/27にみんなが丹精込めて植えた苗がすくすく育ち、たわわに実る稲穂になりました。
アルファグリーンツーリズムは、田植えをして稲刈りをして完成となります。
今回はその稲刈り編をお届けします。（田植え編はこちら）

9/23（土）ー　9/24（日）の1泊2日のツアーに
今回は36名（大人30名、子供6名）が集結しました。
田植えは25名の参加でしたが、稲刈りは約1.5倍！
予定が合わず田植えに参加できなかったメンバーも多数おりますので、
残念ながら田植えのみ参加になってしまったメンバーの分もザックザク刈ります。

 

大人も子供も、「鎌」を持ち、
農家さんの刈り方のレクチャーを受けながら稲刈りスタートです。
そうそう、鎌は本当に危険なので、刈るときだけでなく
持ち運ぶ時も刃先を下に向けて気を付けます。

ちょっと、鎌を持った手を振らないで！
刃先を上に向けて歩かないで！
ゆっくり気を付けて刈って！
足の向き気を付けてー！

父母の悲鳴にも似た声掛けを受けながら、子供たちはどんどん刈っていきます。
最初はおそるおそる、だったのに、どんどん早くなるスピード。

実はこの日、朝から雨が降ってしまったのです。
稲刈りをした時間には、なんとか止んでいたものの、田んぼはしっかり湿っております。
ところどころに見える水たまり。
長靴を履いているとはいえ、一歩目を躊躇していたメンバーでしたが、
みるみるうちに夢中になり、気づけば泥だらけになりながら作業を進めていました。
ぬかるみはまった足が抜けなくて、長靴を置き去り（さながらシンデレラ！？）にして進む猛者も。
誰が洗濯すると思ってるのーーーーー、という心の叫びが聞こえます。

稲刈りは、刈っておしまいではありません。
本日のミッションは、以下3つ。
1．稲を刈る
2．刈った稲をまとめて束ねる
3．束ねた稲を干す

この2の「束ねる」ミッションが、とーっても難しいのです。

「慣れちゃえば簡単なんだけどなー」

とつぶやく先生に何度もお手本を見せてもらいながら挑戦するも、
全然うまくいかない。
先生はものの数秒でまとめてしまうのに、
我々素人たちは、1つの束を作るのに数分かかってしまいます。

これじゃあ、ゆるくて干すときにほどけちゃうよ。
束ねる量が少なすぎるよ
ほら、落ちた稲をちゃんと拾って！

先生からの愛のこもった厳しいお言葉を浴びながら、必死に束ねる大人たち。
そんな苦労も知らずに、楽しそうにどんどん刈り続ける子供たち。
うぅ、私も刈りたい。

 

そんな大人の気持ちを察してか、お待ちかねのおやつタイム。
冷たいお茶とお菓子、
会長が小海から持ってきてくれた朝どれプルーンで
元気チャージ。

雨が降ってしまってコンディションがよくなかったため、
田んぼ全面の稲を刈ることは断念しましたが、それでも終わるころには、
刈るスピードも
束ねるスピードも
干すスピードも
すっかり早くなり、大人も子供もしっかりと成長を見せたのでした。

 

虫がいるから嫌だ、泥の中入りたくない、と言っていたわが娘も、
「楽しかったー！来年もまた来る！！」と大満足でした。

大人も子供も大満足のアルファグリーンツーリズム。
気になってるあなたも、あなたも、あなたも！
是非ご参加あれ。