趣味で頑張っていること
2021.12.13
社員ブログ
SiWチームの稲垣です。
最近特に茶道の稽古を頑張るようになりました。
それまではというと、さほど熱心ではありませんでした。
点前(てまえ)を覚えることに苦労したこともあり、つまらないと思うことが多かったからです。
ですが、ある時を境に点前がどのような流れかが分かるようになり、面白くなりました。
そして、今年の10月から始めたワークショップの講師をすることでより意欲がわきました。
茶道をする中で力を入れていることは、3点あります。
1点目は、美術館に通うことです。
茶道で使う道具が展示されている美術館に最低でも1ヶ月に1回は足を運んで、各道具の作者やどの点で有名なのか、逸話、焼き物の種類などを勉強します。
2点目は、お茶会やお茶事に積極的に参加することです。
亭主がどのような道具を選ぶのか、珍しい道具であれば観察して特徴や作者の名前を記憶したり、他の客が話していることを聞くことでも、知識を蓄えます。
3点目は、点前のノート作成です。
なぜノートを作る必要があるかというと、稽古中にメモを取ることを禁止されているからです。
私の場合はほぼノートが書けているのですが、細かいところで記憶違いをしていることがあるため、稽古のたびにノートを見直して修正や書き足しをしています。
最近は点前で使う道具の一覧やその季節に出る菓子なども記載するように心がけています。
上記のように、点前以外のことでも覚えることが多くて大変ではありますが、それ以上に茶道を通して様々な食べ物、花、道具、点前で季節を感じることができる豊な心を手に入れることができました。
ワークショップを通して、茶道の楽しさや美を皆さんにたくさんお伝えできるようにこれからも茶道の勉強を続けていきたいです。